調理時間:約10分
こんにちは!米農家に生まれ育ち米粉大好きな管理栄養士shiro(シロ)です。
「市販のライスペーパーが余ってしまうから、使いたい分だけおうちで作れたらいいのに……」
「米粉のみ(米粉100%)でライスペーパーを作ってみたら、乾燥して破れたりパサパサひび割れたりしてうまく包めない!」
「本場のタピオカ粉が手に入らないから、家にある片栗粉で代用してモチモチの生春巻きを作りたい!」
そんなお悩みを一瞬で解決する、家にある「米粉」と「片栗粉」だけで作れる自家製ライスペーパーの黄金比レシピをご紹介します!
ヘルシーで美味しい生春巻きを作ろうとして、「米粉のみ」「米粉100%」の生地で挑戦したい、または挑戦した経験はありませんか?
実は、米粉だけでライスペーパーを作ると、冷めたそばから水分の保持力を失い、乾燥してボロボロとひび割れてしまいます。
本場のライスペーパーにはモチモチした弾力を出すために「タピオカ粉」が使われていますが、今回はどのご家庭にもある「片栗粉(じゃがいもデンプン)」で完全代用!
今回は フライパンでサッと焼くだけで、破れにくく、具材をギュッと包み込める「極上の自家製生春巻き」が完成します。
グルテンフリー(小麦粉不使用)で無添加なのも嬉しいポイント。
ぜひおうちで手作りの楽しさを味わってみてくださいね!
この記事はこんな人におすすめ!
- 「米粉のみ」「米粉100%」で作ってパサパサ・ひび割れて失敗したことがある方
- タピオカ粉を買わずに、家にある片栗粉でモチモチのライスペーパーを作りたい方
- 必要な分だけ自家製で手作りのライスペーパーを作りたい方
「米粉のみ」だとひび割れる理由と「片栗粉」を入れるメリット
「米粉と水だけで作れる」というレシピを見かけることがありますが、実際に作ってみると「具材を巻く瞬間に破れる」「皮がパサついて口当たりが悪い」という壁にぶつかります。 ここには、デンプンの性質の違いという明確な理由があります。
① なぜ「米粉のみ(米粉100%)」はパサパサ・ひび割れるのか?
米粉(うるち米デンプン)は、加熱して冷めると「老化(デンプンが元の硬い状態に戻ること)」が非常に早いという特徴を持っています。
水と米粉だけで焼いた生地は、熱が取れた瞬間から一気に水分を放出してキュッと締まり、柔軟性が失われます。
その結果、生春巻きのように「折り曲げて巻く」という負荷に耐えきれず、ひび割れてしまうのです。
② タピオカ粉の代わりに「片栗粉」を使うべき理由
本場のベトナムで作られるライスペーパーには、弾力を出すために「タピオカ粉(キャッサバデンプン)」が混ぜられています。
このタピオカ粉と非常に近い性質を持つのが、日本の家庭に常備されている「片栗粉(じゃがいもデンプン)」です。
片栗粉のデンプンは、水分を強力に抱きかかえてゼリー状(糊化)になり、冷めても固くなりにくい性質があります。
米粉に片栗粉をブレンドすることで、「米粉の歯切れの良さ」に「片栗粉のしなやかな粘りとモチモチ感」が加わり、具材をくるっと巻いても破れない絶妙な強度が生まれます。
手作りライスペーパー作りに必要な調理器具
- フライパン
- フライパンの蓋(フタ)
- ボウル
- 泡立て器(ホイッパー)
- お玉または大きめのスプーン
- ヘラまたはフライ返し(ターナー)
- キッチンスケール(はかり)
【黄金比】フライパンで作る自家製ライスペーパーの材料(約5枚分)
- 米粉(ミズホチカラ) …… 40g
- 片栗粉 …… 20g
- 水 …… 150g
- 塩 …… ひとつまみ
レシピにおすすめの米粉と米粉の選び方
米粉選びは、ライスペーパーの食感を左右する重要なポイントです。
スーパーや業務スーパーで購入した米粉を使用する場合
スーパーや業務スーパーの米粉はコスパが良く手軽ですが、粒子がやや粗いものがあります。
そのため、米粉によって仕上がりに少しザラザラ感が出てしまう場合があります。
「本格的な口当たりを目指したい!」という方には、粒子の細かい次の製菓用またはパン用米粉がおすすめです。
おすすめの米粉:ミズホチカラ(製菓用)
おすすめの米粉:ミズホチカラ(パン用米粉)
おすすめの米粉:波里 お米の粉 お料理自慢の薄力粉
スーパーでも販売されている料理用の米粉です。
粒子がそこまで粗くなく、料理使いにも使いやすくて、購入しやすいおすすめの米粉です。
※使用する米粉の種類によって吸水率が異なります。
衣がゆるい場合は、衣の米粉・片栗粉の量を調整してください。
もし、よりプロ仕様の本格的な製菓材料でこだわりたい方は、品揃えが豊富な富澤商店オンラインショップやcotta(コッタ)公式通販でまとめ買いするのもおすすめですよ!
フライパンで簡単!失敗しない自家製ライスペーパーの作り方
ポイント: 生地の水分量が多いため、時間が経つと沈殿します。
「フライパンに生地を流し込む直前に、毎回必ず底から混ぜる」のが均一な薄さにするコツです!
1. 材料をすべて混ぜ合わせる
ボウルに米粉(40g)、片栗粉(20g)、塩(ひとつまみ)を入れ、泡立て器で均一に混ぜます。
そこに水(150g)を一気に加え、ダマがなくなるまでしっかりと混ぜ、さらさらとした液体になればOKです。

2. フライパンを温め、
フライパンを中火で熱し、 温まったら一度火を切ります。
ボウルの底からしっかり混ぜ直した生地を、お玉1杯分すくい、フライパンに流し入れ、 フライパンを手早く傾けて回し、底面全体に生地がうすーく行き渡るように手早く広げます。

3. 蓋をして「弱火」で約1分蒸し焼きにする
すぐにフタをして、弱火で約1分じっくり蒸し焼きにします。 生地全体が半透明になり、フチの部分が少し乾いて自然とペラッと剥がれてきたら焼き上がりのサインです。

4. ラップを敷いたお皿の上に取り出す
フライ返しや指先でフチをそっと持ち上げ、ラップを敷いたお皿の上に静かに取り出します。
生地が重なるとくっついてしまうため、1枚ごとにラップを挟むか、重ならないようにずらして並べてください。
2枚目を焼く時は、フライパンに残った生地ををサッと水洗いする方が綺麗に仕上がります!
自家製ライスペーパーで作る!絶品「米粉生春巻き」の包み方
焼き上がった自家製ライスペーパーは、市販の乾燥ライスペーパーのように「水につけて戻す」作業が一切不要です!
焼き立てのモチモチ感そのままに、敷いたラップのまますぐに具材を包むことができます。

おすすめの具材
レタス、大葉、トマト、茹で海老などお好みの具材
1.具材を用意する
お好みの具材を下準備して揃えます。
2.具材をのせる
ライスペーパーのもちもちした面(フライパンに接していた面)を下に、手前側に具材を隙間なくのせます。
3.やさしく巻く
手前の皮をかぶせ、空気を抜くようにギュッとひと巻きしたら、両端を内側に折り込みます。
そのまま最後までくるくると巻けば、破れ知らずの美しい生春巻きの完成です!

💡 美味しく食べるコツ
できたての生春巻きは、甘辛いスイートチリソースや、ナンプラー×レモン汁のタレ、練りゴマタレなどにつけて召し上がってください。
米粉と片栗粉ならではの、しっとり・もちモチとした上品な歯触りが口いっぱいに広がります。
米粉ライスペーパーの気になるカロリーと栄養成分表
米粉ライスペーパーのカロリーはレシピ通りに5枚作成できた場合、
1枚あたり約42キロカロリーです。
米粉ライスペーパー:1枚当たり
| エネルギー | 42kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 0.5g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 9.8g |
| – 糖質 | 9.8g |
| – 食物繊維 | 0.0g |
| 食塩相当量 | 0.1g |
※食品成分表に収載されていない食材は概算での計算のため参考値になります
※食材によって、計算対象外としている食材もあります
・使用料が微量のものや、お好みに値するものなど
・栄養素情報が公表されていないもの
※最新情報に合わせ、栄養成分を更新する場合があります
まとめ:もう市販品はいらない!家にある材料で手作りの楽しさを
今回は、「米粉のみ(米粉100%)」で作るとひび割れてしまう原因と、片栗粉をブレンドすることで劇的に扱いやすくなる「自家製ライスペーパーの黄金比レシピ」をご紹介しました。
タピオカ粉などの特別な材料を用意しなくても、米粉40g・片栗粉20g・水150g・塩ひとつまみというシンプルな配合で、いつでも食べたい時にフライパンで出来立ての皮が作れます。
余ったライスペーパーを湿気らせて無駄にする心配ももうありません!
手作りライスペーパーで作る生春巻きをぜひ楽しんでみてくださいね。
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