調理時間:約15分
こんにちは!米農家に生まれ育ち、米粉大好きな管理栄養士のshiro(シロ)です。
「おうちで兵庫県・明石の名物、あの出汁で食べるトロトロの明石焼き(玉子焼き)を作ってみたい!」
「でも、明石焼きって専用の銅板や、たこ焼き器がないと作れないよね…?」
「小麦粉・じん粉の代わりに『米粉』を使って、グルテンフリーで本格的なあの口溶けを再現したい!」
そんな願いを完璧に叶えてくれるのが、今回ご紹介するフライパンで作る米粉の明石焼きです!
本場の明石焼きは、「じん粉((小麦粉から粘りのもとになる「グルテン」を取り除いて精製した「小麦でんぷん」のこと)別名「浮き粉(うきこ))」という特殊な粉を使い、卵をたっぷり入れてあの独特の柔らかさを出します。
実は、この「じん粉」の持つ役割に驚くほどそっくりなのが、私たちの身近にある「米粉」なんです!
今回は、特別な道具は一切不要。
どこのご家庭にもある「フライパン」を使い、まるで大きめの卵焼きを焼くような手軽さで、驚くほどトロトロ・フワフワな明石焼きが作れる黄金比レシピを開発しました。
管理栄養士のアプローチから、ネットでよくある「米粉だと固くなる」「出汁の中でバラバラに崩れてしまう」といった失敗をスパッと解決してお届けします。
優しいお出汁がじんわり染み渡る、焼き立ての贅沢な味わいをぜひおうちで体験してみてくださいね!
この記事はこんな人におすすめ!
- たこ焼き器なし・フライパンで手軽に本格的な明石焼きを作りたい方
- グルテンフリー(小麦粉なし)で、しっかりトロトロに仕上がる明石焼きの米粉レシピをお探しの方
- お子様やお昼ごはんなど家族で楽しめる明石焼きを作りたい方
明石焼きとたこ焼きの決定的な違いとは?なぜ米粉が「じん粉」の代用になるの?
「明石焼きって、たこ焼きをお出汁に浸して食べているだけでしょ?」と思われがちですが、実は材料も食感も全くの別物です!
たこ焼き
小麦粉がベース。外側をカリッと、中はとろっと焼き上げ、ソースやマヨネーズ絵おかけて食べるのが一般的です。
明石焼き
たっぷりの卵をベースに、「じん粉」という粉とお出汁を混ぜて焼きます。
中トロトロで、優しい和風出汁に浸して食べます。
本場で使われる「じん粉」は、小麦粉からグルテン(粘り気)を取り除いた純粋な「でんぷん粉」です。
このじん粉の代用として米粉をベースに使うことで、わざわざ専門のじん粉を買わなくても、本場のあの口の中でシュワッと消えるような儚い口溶けが完璧に再現できます。
必要な調理器具
- フライパン(卵焼き用フライパンがおすすめ!)
- ボウル
- 泡立て器または菜箸
- フライ返し
- 小鍋(つけ出汁用)
材料(2人前 / フライパン1枚分)
〈生地の材料〉
- 卵:3個
- 米粉:30g
- 片栗粉:5g(小さじ1)
- 薄口醤油(濃口醤油でも代用可) :3g(小さじ1/2)
- 和風顆粒だし…小さじ1/2(約2g) 又は 出汁パック …1/2パック
- 水:300ml
- ゆでタコ:60g
- サラダ油または米油(フライパン用):7g(大さじ1/2)
〈つけ出汁の材料〉
- 水:400ml
- 和風顆粒だし…小さじ1(約4g) 又は 出汁パック …1パック
- 薄口醤油:小さじ1
- 小口ネギ: 適量
レシピにおすすめの米粉と米粉の選び方
米粉選びは、お好み焼きの食感を左右する重要なポイントです。
スーパーや業務スーパーで購入した米粉を使用する場合
スーパーや業務スーパーの米粉はコスパが良く手軽ですが、粒子がやや粗いものがあります。
そのため、米粉によって仕上がりに少しザラザラ感が出てしまう場合があります。
「本格的な口当たりを目指したい!」という方には、粒子の細かい次の製菓用米粉がおすすめです。
おすすめの米粉:ミズホチカラ(製菓用)
私が愛用しているのは、粒子の細かい「ミズホチカラ」です。これを使うと、驚くほど口溶けの良い仕上がりになります。
おすすめの米粉:波里 お米の粉 お料理自慢の薄力粉
スーパーでも販売されている料理用の米粉です。
粒子がそこまで粗くなく、料理使いにも使いやすくて、購入しやすいおすすめの米粉です。
※使用する米粉の種類によって吸水率が異なります。
生地がゆるい、または生地が固すぎる場合は、水の量の微調整が必要です。
レシピ材料のおすすめ調味料!
茅乃舎 出汁パック
出汁パックを破って中身を使うことで、
ダシの香りや風味が濃い明石焼きになるのでおすすめです!
だし醤油
薄口醤油として使用すると、お店のような味わいになります!
失敗なし!フライパンで作る米粉明石焼きの作り方
下準備:具材の用意
- タコは1センチ角に切り準備しておく。
①生地作り:卵と出汁、米粉を合わせる
ボウルに卵(3個)を割り入れ、泡立て器で白身を切るようによく溶きほぐします。そこに水(300ml)、薄口醤油(小さじ1/2)、和風顆粒だし(小さじ1/2)を加えて混ぜます。
最後に米粉(30g)と片栗粉(5g)を加え、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせます。



米粉は水に沈殿しやすい性質があります。フライパンに流す直前にも、必ずボウルの底からしっかりかき混ぜるようにしてください。
②フライパンで焼く:卵焼きの要領で優しく包み込む
フライパンに油(大さじ1/2)をひいて強火でしっかり熱し、一度弱火に落とし、
底から混ぜた生地を、半量流し込みます。
すぐに、ぶつ切りにしたゆでタコを全体に均一にポロポロと散らし、その上から残りの生地を流します。
フタをして、弱火のまま約3〜4分じっくりと火を通します。

③仕上げ:切り分けてあつあつのお出汁に浸して
表面が半熟より硬めに固まってきたらひっくり返し、中まで約1〜2分ほど火を通します。
まな板やお皿に取り出し、食べやすいひと口サイズ(正方形)に包丁で優しく切り分けます。
鍋につけ出汁用の水、和風顆粒だし又は出汁パック、薄口醤油を入れて煮たたせ、刻んだ小口ネギを浮かべたつけ出汁に、そっと浸して召し上がりください!

米粉の明石焼きを最高に美味しくするポイント
米粉と卵の黄金比!「粉の10倍」のお出汁でシャバシャバにする理由
レシピの分量を見て「水300mlって、粉に対して多すぎない?」と不安になった方もいるかもしれません。
でも、これで大正解なんです!
卵3個の凝固力と米粉が合わさることで、この大量の水分をギリギリのところで固めることができ、口に入れた瞬間に「ジュワッ」とお出汁が溢れ出す、あの独特のテクスチャーが生まれます。
水分を減らすと、普通の硬いたまご焼きになってしまうので、ぜひこの黄金比を信じて作ってみてください。
子どもも大好き!おすすめの具材アレンジ
本場は「タコ」一択ですが、おうちで作るフライパン明石焼きなら、子供たちが大好きな具材で自由にアレンジして楽しめます。
お出汁に浸すことで、我が家の子供たちもお野菜をパクパク食べてくれます!
子供ウケNO.1「カニカマ&コーン」
タコの代わりにカニカマとコーンを散らして。お出汁の優しい塩気とコーンの甘みがマッチして、小さな子供でもペロリと完食しちゃいます。
カニカマの代わりにエビもおすすめです!
とろ〜りコク旨「チーズ&お餅」
細かく刻んだお餅とピザ用チーズを中に巻き込んで。
和風出汁にチーズのコクが溶け出し、明石焼き風の絶品「お出汁グラタン」のような贅沢な味わいになります。
上品な京風に「小口ネギ&しらす」
小口ネギとしらすを巻き込んで焼けば、子供も大人も楽しめる
満足な味わいの明石焼きになります。
フライパンで作る明石焼きの気になるカロリーと栄養成分表
明石焼き1人前当たり約251キロカロリーです。
フライパン明石焼き:1人前(フライパン1/2枚分)当たり ※つけ出汁なしの場合
| エネルギー | 251kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 18.7g |
| 脂質 | 13.0g |
| 炭水化物 | 15.1g |
| – 糖質 | 15.0g |
| – 食物繊維 | 0.1g |
| 食塩相当量 | 1.2g |
※食品成分表に収載されていない食材は概算での計算のため参考値になります
※食材によって、計算対象外としている食材もあります
・使用料が微量のものや、お好みに値するものなど
・栄養素情報が公表されていないもの
※最新情報に合わせ、栄養成分を更新する場合があります
まとめ:たこ焼き器がなくても大丈夫!フライパンと米粉で広がるおうち明石焼き
特別な道具が必要だと思い込んでいた明石焼きも、「米粉」と「フライパン」の手軽さを掛け合わせれば、驚くほど簡単におうちの定番メニューに仲間入りします。
ふわっとした卵とお出汁の香り、そしてお出汁に潜らせて口に運んだときの、あのとろける感動。たこ焼き器を洗うストレスもないので、平日の忙しい夜ごはんにもパパッと作れてしまいますよ♪
グルテンフリーならではの、優しく軽やかな新食感。
ぜひ、今週末の団らんや、今日のお手軽ランチに、あつあつトロトロの米粉明石焼きを家族みんなでフーフーしながら味わってみてくださいね。
「たこ焼き器がない我が家でも綺麗に作れました!」「米粉と片栗粉の組み合わせ、トロトロで最高です!」など、皆様からの嬉しいコメントを心よりお待ちしています♪
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