調理時間:約30分
こんにちは!米農家に生まれ育ち、米粉大好きな管理栄養士のshiro(シロ)です。
「米粉でスフレパンケーキを作りたいけれど、ベーキングパウダー(BP)なしでも膨らむのかな?」 「小麦粉の代わりに米粉で作ったら、パサパサしたり、お餅みたいに固くなったりして失敗した…」
グルテンフリーで体に優しい米粉のパンケーキ。
おうちでカフェのような、お口の中でシュワッと消える「スフレパンケーキ」が作れたら最高ですよね。
しかし、ネットで人気のレシピを真似して作ってみると、焼き上がった瞬間にお皿の上でペシャンコに萎んでしまったり、中が生焼けでねちょっとしてしまったりと、実は失敗しやすいメニューでもあります。
さらに、小さな子どもにおやつとしてあげるなら、できればベーキングパウダーの独特の苦味や、牛乳は使わずに身近な材料だけでシンプルに作りたいもの。
そこで今回は、管理栄養士の視点から、ベーキングパウダーなし・牛乳なし!プレーンヨーグルトと卵(メレンゲ)の力だけで、お店クオリティの厚みと、冷めても固くならない「ふわふわ米粉スフレパンケーキ」の黄金比レシピをご紹介します。
驚くほどふっくら、しっとり仕上がりますよ!
この記事はこんな方におすすめ!
- ベーキングパウダー(BP)なし・牛乳なしで、安心安全な米粉スフレパンケーキを作りたい方
- 米粉のパンケーキの「固くならない方法」を探している方
- おうちにいながら、フライパンひとつでカフェのような「極上ふわふわ食感」を再現したい方
なぜ「BPなし・牛乳なし」でもふわふわ&固くならないの?
小麦粉と違って、米粉には生地を膨らませる「グルテン」が含まれていません。
そのため、一般的なレシピではベーキングパウダー(膨張剤)を使いがちですが、どうしても独特の苦味や薬臭さが残ってしまうことがあります。
今回のレシピが、BPも牛乳も一切使わないのに異次元のふわふわ感をキープし、冷めても固くならないのには、明確な3つの理由があります。
卵白(メレンゲ)の力だけで力強く自立させる
ベーキングパウダーの代わりに、しっかりと泡立てた卵白(メレンゲ)の力だけで生地を膨らませます。
米粉は小麦粉に比べて粒子が細かくサラッとしていて軽いため、実は上手なメレンゲと合わせることで、小麦粉以上に口当たりの軽い「シュワッ」としたスフレ食感を生み出すことができます。
ヨーグルトの乳酸が水分をガチッとホールド
米粉パンケーキの最大の敵は「冷めると固くなること」。
そこで、牛乳の代わりにプレーンヨーグルトを使用します。
ヨーグルトに含まれる乳酸には、米粉のデンプンを柔らかくし、水分を組織の内側に強力に抱え込む働きがあります。
このおかげで、焼き上がってから時間が経っても水分が蒸発せず、中がずっと「しっとり、ふわふわ」な状態をキープできるのです。
パン用米粉×ほんの少しの片栗粉で「萎まない柱」を作る
スフレパンケーキは水分量が非常に多いため、お皿に上げたあとに自重でペシャンコに萎みやすいのが難点です。
そこで、「パン用米粉(ミズホチカラ)」をベースにし、「ほんの少しの片栗粉(じゃがいもデンプン)」をプラスします。
片栗粉がメレンゲから出る余分な水分をがっちり抱き込み、フライパンの中で「泡を支える強い柱(外壁)」を作ってくれるため、お皿に移しても綺麗に高さを保ってくれます。
米粉スフレパンケーキ作りに必要な調理器具
- ボウル
- ハンドミキサー
- 泡立て器(ホイッパー)
- ゴムベラ
- キッチンスケール(計量器)
- フライパン(フッ素樹脂加工など)
- フライパンの蓋(ぴったり閉まるもの)
- スプーンまたはディッシャー
- フライ返し(ターナー)
米粉スフレパンケーキの材料(2人前/4枚分)
- 卵:2個
- プレーンヨーグルト(水切り不要):40g
- パン用米粉(ミズホチカラ): 40g
- 片栗粉:5g
- 砂糖(きび砂糖など):15g
- バニラオイル(またはレモン汁): 2〜3滴(お好みで)
〈焼き用〉
- 植物油(フライパン用):適量
- 水(フライパンでの蒸し焼き用):大さじ1〜2
さらに美味しく作るためのおすすめ材料
パン用米粉
もちもちパスタに仕上がるミズホチカラパン用米粉の使用がおすすめです!
もし、よりプロ仕様の本格的な製菓材料でこだわりたい方は、品揃えが豊富な富澤商店オンラインショップやcotta(コッタ)公式通販でまとめ買いするのもおすすめですよ!
【失敗なし】米粉スフレパンケーキの作り方・手順
メレンゲの泡を潰さないよう、手際よく進めるのがポイントです。フライパンを弱火で温めながらスタートしましょう!
1. 卵黄生地(土台)を作る
2つのボウルに卵を「卵黄」と「卵白」に分け、卵白のボウルはそのまま冷蔵庫へ入れて冷やしておきます。
卵黄のボウルに、プレーンヨーグルト(40g)、バニラオイルを加え、泡立て器でなめらかに混ぜ合わせます。
そこにパン用米粉(40g)と片栗粉(5g)を一気に加え、粉っぽさがなくなりツヤが出るまでしっかり混ぜ合わせます。


2. メレンゲをツヤのある「お辞儀する硬さ」に泡立てる
冷蔵庫から冷えた卵白を取り出し、ハンドミキサーの高速で一気にほぐします。
全体が白くふんわりしてきたら、砂糖(15g)を3回に分けて加えながら、「ツノの先が優しくペコリとお辞儀するくらいの、キメ細かくツヤのある硬さ」に泡立てます。

3. 泡を潰さないように2回に分けて合わせる
1の卵黄生地のボウルに、完成したメレンゲの1/3量をすくい入れ、泡立て器でグルグルと円を描くようになじませます。
次に、残りのメレンゲが入ったボウルの方へ、今混ぜた生地をすべて一気に流し込みます。ここからはゴムベラに持ち替え、ボウルの底から大きくすくい上げるように、泡を潰さないよう優しく、かつ素早くさっくりと混ぜ合わせます。


4. 「水」を加えて中までふっくら蒸し焼きにする
フライパンに薄く植物油をひき、ごく弱火でしっかり温めておきます。
スプーンやディッシャーを使い、生地をフライパンの上にこんもりと4箇所に分けて丸く乗せ、
生地の周りの空いているスペースに水(大さじ1)を入れ、蓋を閉めてごく弱火のまま約4分〜5分じっくりと蒸し焼きにします。


6. ひっくり返して裏面も蒸し焼きに
指で優しく触っても生地がくっつかないくらい安定したら、フライ返しで優しくひっくり返します。
再度、空いているところに水(大さじ1)を足し、すぐに蓋をしてさらに3分〜4分蒸し焼きにします。側面の生地を触ってみて、ペタペタと指についてこなければ完成です!

米粉スフレパンケーキを劇的に美味しく食べるトッピング
甘さ控えめの仕様にしているため、お好みのトッピングで色々な表情を楽しめます。
王道のハニーバター
有塩バターをひとかけ乗せ、ハチミツやメープルシロップをたらり。
バターの塩気が、お米の優しい甘みを引き立てます。
フルーツ&無糖ヨーグルト
酸味のあるイチゴやブルーベリー、キウイなどに、水切りヨーグルトを添えれば、小さな子どもでもお腹に優しい、さっぱりとしたヘルシー朝ごはんに早変わり。
米粉スフレパンケーキの気になるカロリーと栄養成分表
米粉スフレパンケーキのカロリーはレシピ通りに作成できた場合、
1人前(2枚)あたり約206キロカロリーです。
米粉スフレパンケーキ: 1人前 当たり(フライパン用植物油を含まない)
| エネルギー | 206kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 9.3g |
| 脂質 | 6.9g |
| 炭水化物 | 27.1g |
| – 糖質 | 27.0g |
| – 食物繊維 | 0.1g |
| 食塩相当量 | 0.3g |
※食品成分表に収載されていない食材は概算での計算のため参考値になります
※食材によって、計算対象外としている食材もあります
・使用料が微量のものや、お好みに値するものなど
・栄養素情報が公表されていないもの
※最新情報に合わせ、栄養成分を更新する場合があります
まとめ:おうちの定番にしたい「ふわふわ米粉パンケーキ」
ネットにある多くのレシピのように、ベーキングパウダーで無理やり膨らませたり、牛乳で伸ばしたりしなくても、「卵(メレンゲ)」と「プレーンヨーグルト」の性質を正しく活かせば、ここまで極上のスフレパンケーキが作れます。
小麦粉のパンケーキとは一味違う、お口の中でシュワモチッと消えていく感動の食感。
「いつも米粉パンケーキがガチガチになって失敗していた」「子どもに安心な材料だけで美味しいパンケーキを食べさせてあげたい」という方。
ぜひ明日の朝ごはんやおやつに、この感動のしっとりふわふわ食感を体験してみてくださいね!
おすすめの関連記事はこちら






コメント