調理時間:約1時間(発酵・焼き時間含む)
こんにちは!米農家に生まれ育ち米粉大好きな管理栄養士shiro(シロ)です。
「米粉でフォカッチャを作りたいけれど、サイリウム(オオバコ)がないと作れないのかな?」
「サイリウムの独特な匂いが苦手…身近な材料で代用できない?」
オリーブオイルの香りと香ばしい塩気がたまらないフォカッチャ。
グルテンフリーの米粉100%で作ろうとすると、ネットの人気レシピの多くには「サイリウムハスク」が使われていますよね。
でも、子どものおやつや毎日の食事に使うなら、できればスーパーで買える身近な食材だけで、簡単に、一番美味しいパンを作りたいもの。
そこで今回は、サイリウムなし・豆腐なし!プレーンヨーグルトと片栗粉を使って、外はカリッと香ばしく、中は驚くほどふわふわ・しっとりに仕上がる「極上高加水米粉フォカッチャ」のレシピをご紹介します!
生地がとても柔らかいため、おうちにある型や耐熱性のガラスタッパー(スクエア型の耐熱ガラス容器など)に流し込んでオーブンで焼き上げる、初心者さんでも絶対に形が崩れない簡単な作り方です。
冷めてもガチガチに固くならない究極の黄金比をぜひ体験してください。
この記事はこんな方におすすめ!
- サイリウムなし(オオバコ代用)で、手軽に美味しい米粉フォカッチャを作りたい方
- 過去に米粉パンを作って、翌日にパサパサ・ガチガチに固くなって失敗した経験がある方
- パンの成形が苦手で、型(ガラスタッパー)に流すだけの失敗しない方法を知りたい方
サイリウムなしでも「ふわふわ・しっとり」になる秘密
米粉パン作りにおいて、サイリウムは「生地に粘り気を出して発酵のガスを閉じ込める」という重要な役割を持っています。
これを使わないと、通常は膨らまなかったり、焼き上がりがお餅のようにベタついたり、時間が経つと水分が蒸発してパサパサになりがちです。
今回のレシピが、サイリウムなしでもお店クオリティのふわふわ食感をキープできる理由は2つの秘密の食材にあります。
① ヨーグルトの乳酸が水分をガチッとホールド
ヨーグルトに含まれる乳酸には、米粉のデンプンを軟化させ、水分を粒子にじっくり浸透させて優しく抱え込む働きがあります。
米粉は冷めるとお餅のように固くなりやすい性質(デンプンの老化)がありますが、ヨーグルトが水分を内側に強力にキープしてくれるおかげで、時間が経っても水分が逃げず、中がずっと「しっとり、ふわふわ」な状態を保てるのです。
② 片栗粉(じゃがいもデンプン)でサクッとした歯切れの良さをプラス
米粉100%だと、高加水にしたときにどうしても中身が「ねちょっ」と重たくなりやすいのがデメリット。
そこにほんの少しの片栗粉を加えることで、油で揚げ焼きになった表面は「カリッ、サクッ」と香ばしく、中は歯切れの良い理想の食感に仕上がります。
これらを組み合わせることで、ミズホチカラの吸水性を限界まで活かした「高加水(水分比率約100%)」の極上パン生地が完成します!
高加水米粉フォカッチャに必要な調理器具
- ボウル
- ガラスタッパー(スクエア型耐熱ガラス容器など)
- オーブンシート(クッキングシート)
- ボウル
- 泡立て器(ホイッパー)
- ゴムベラ
- キッチンスケール(計量器)
- オーブン
- ケーキクーラー など
【黄金比】高加水米粉フォカッチャの材料(18.5cm角型・ガラスタッパー1枚分)
〈生地用〉
- パン用米粉(ミズホチカラ):150g
- 片栗粉 :15g
- 砂糖(きび砂糖など):8g
- ドライイースト:3g
- 塩:2g
- プレーンヨーグルト(水切り不要、酸味の少ない生乳100%ヨーグルトがおすすめ):40g
- ぬるま湯(35〜40℃程度):110g
- オリーブオイル(生地用):10g
〈仕上げ用〉
- オリーブオイル(仕上げ用):適量
- 岩塩(あるいは粗塩) :適量
- ローズマリーやチーズなど(お好みで) : 適量
さらに美味しく作るためのおすすめ材料
パン用米粉
ミズホチカラパン用米粉
:パン用米粉と書かれたものを使用する。
他の米粉を使用する場合、米粉の吸水率が異なるため水の量の調整が必要です。
ふわふわのフォカッチャに仕上がるには、ミズホチカラパン用米粉の使用がおすすめです!
ガラスタッパー
耐熱性でレンジ・オーブン加熱可なので料理やお菓子作り、米粉のフォカッチャづくりにもおすすめです。
蓋付きなので、焼いて冷めたら蓋をするだけで保存も楽々です♪
【失敗なし】高加水米粉フォカッチャの作り方・手順
特別な道具は不要、ワンボウルでどんどん混ぜて、ガラスタッパー(型)に流し込むだけの簡単ステップです!
1. 液体類を混ぜてイーストを溶かす
大きめのボウルに、40度のぬるま湯(110g)、ドライイースト(3g)、プレーンヨーグルト(40g)、砂糖(8g)を入れ、泡立て器でヨーグルトのダマが完全に無くなるまでなめらかに混ぜ合わせます。

2. 粉類とオイルを加えてツヤが出るまで混ぜる
同じボウルに、パン用米粉(150g)、片栗粉(15g)、塩(2g)、オリーブオイル(10g)を一気に加え、ホイッパーを使い、生地が滑らかになってツヤが出るまで、1〜2分間しっかりと力強く混ぜ合わせます。
高加水のため、生地の硬さはサラサラ〜ドロドロとした質感になります。もし粉っぽさが残る場合は、ぬるま湯を小さじ1ずつ足して調整してください。


3. 型へ流し込み・発酵(35〜40℃で20分)
型にクッキングシートを敷き、そこへボウルから生地を直接ぽてっと一気に流し込みます。
流し込んだら、ゴムベラを使って表面を平らに整え、乾燥しないようにラップをかけるか、霧吹きをしてオーブンの場合は、35℃〜40℃で約20分〜25分発酵させます。
⏱️ 発酵完了の目安: 生地の大きさが一回り(約1.5倍)ふっくらと大きくなり、表面がぷっくりとしてきたら発酵完了のサインです。
発酵が終了したら200度に予熱します。


4. トッピングをしてオーブンで焼き上げる
発酵が完了した生地の表面に、仕上げ用のオリーブオイルを優しく回しかけ、指先にオリーブオイル(分量外)を少しつけ、フォカッチャの命である「くぼみ」を生地に等間隔であけます。
岩塩やお好みの具材をトッピングし、200度で予熱したオーブンで約20分表面に薄く美味しそうなきつね色の焼き色がつくまで焼き上げます。
焼き上がったらすぐにオーブンシートごと上に引き抜いて型から外し、網(バット)に上げて底の蒸れを防ぎましょう。


米粉フォカッチャを美味しく保存&温め直す方法
このレシピは、ヨーグルトのおかげで翌日もパサパサせずふわふわ感が持続しますが、食べきれない分は乾燥する前に冷凍保存するのがおすすめです。
当日〜翌日に食べる場合
完全に冷ましてから、乾燥を防ぐために密閉容器に入れて常温で保存してください。
ガラスタッパーの場合は蓋をするだけでOKです!
一般的な米粉パンは翌日になると固くなりますが、このレシピはヨーグルトの保水効果が持続するため、翌日になっても中がしっとりな美味しさを保っています。
食べる直前にオーブントースターで1分ほど軽く温め直すと、焼きたての香ばしいカリカリサクサク感が綺麗に復活します!
冷凍保存のやり方
焼き上がりの粗熱が取れたら、1食分のサイズ(食べやすい四角形など)にカットし、1枚ずつラップにピッチリ包んでジッパー付き保存袋に入れ、冷凍庫へ。
約2週間ほど美味しさが保てます。
食べる時に劇的に美味しくなる「温め直し法(リベイク)」
冷凍したフォカッチャを食べる時は、「電子レンジ+オーブントースター」のダブル使いで焼き立てのクオリティが完全に復活します!
- レンジで中をふっくら: 冷凍のまま(または自然解凍後)、電子レンジ(500W)でラップをしたまま20秒〜30秒ほど軽くチンして、中をふっくら温めます。
- トースターで外をカリッと: ラップを外し、あらかじめ温めておいたオーブントースター(1000W〜1200W)で1分〜2分ほど表面をリベイクします。
このひと手間で、表面のオリーブオイルと片栗粉の「カリッカリ感」が蘇り、中はヨーグルトの水分で「もちふわ」の極上食感が完全に復活します!
半分にスライスして、生ハムやトマト、レタスを挟んで「フォカッチャサンド」にするのも最高ですよ。
🍞 まとめ:おうちの定番にしたい簡単米粉パン
サイリウムハスクという特別な材料や、扱いが少し難しい豆腐を使わなくても、「プレーンヨーグルト」と「片栗粉」というどこのスーパーでも手に入る食材だけで、ここまで完成度の高い米粉フォカッチャが作れます。
生地を丸める必要もなく、ガラスタッパーに流し込むだけで綺麗なスクエア型に焼き上がる手軽さなので、パン作り初心者さんにもぴったりです。
アレルギーを気にされている方、小麦粉を控えたい方、そして何より「本当に美味しい米粉パンが食べたい!」という方。
トースターでカリッと温め直して、ぜひ、この感動のしっとりもちふわ食感を体験してみてくださいね!
おすすめの関連記事はこちら





コメント