こんにちは。米農家に生まれ育ち、白ごはん大好き!な管理栄養士、shiro mama(シロママ)です。
「ちょっとだけごはんを炊いて食べたい」「一人分だけ炊けたらいいのに…」と困っている方いませんか?
そんなときに便利なのが、お米0.5合(半合)での炊き方です。
でも、いざ炊こうとすると「水加減がわからない」「炊飯器で少量炊いてもおいしくない」というお悩みもよく聞きます。
少しのコツで0.5合のお米を炊飯器、鍋、レンジでふっくらおいしく炊くことができます。
この記事では、【お米0.5合の炊き方】一人分・少量でもおいしいごはんに!炊飯器/鍋/レンジのコツをわかりやすく解説します。
ぜひ、ご自宅でコツを押さえて、0.5合の炊き方でふっくらおいしいごはんを作ってみてください。
この記事はこんな人におすすめ!
- お米0.5合(半合)のお米の炊き方を知りたい方
- ちょっとだけごはんを炊いて食べたい方
- 一人分だけお米を炊きたい方
お米0.5合(半合)とは?
お米は、1合=約150gの重さがあります。
つまり、0.5合(半合)はその半分、約75gです。
少量なので、一人分やおにぎり2個分など、「ちょっとだけ食べたい」シーンにぴったりです。
お米0.5合(半合)の計り方
お米を量るときには、炊飯器に付属している180mlの炊飯用カップ又は計量スケールが便利です。
- 0.5合 = 炊飯用カップの半分(90ml)=約75g
- 一般的な200mlの計量カップでは、約0.45カップ分
できるだけ炊飯器の付属カップを使うと、誤差が出にくくて安心です。
計量スケールで重さを測る場合、品種やお米の水分量によっても変動するので注意が必要です。
お米0.5合(半合)の水加減の目安
お米の量が少ないほど、水加減の誤差が味や食感に影響しやすいです。
0.5合をふっくら炊くためのshiro mamaおすすめの目安は、以下の通りです。
ごはんのかたさ | 水の量(ml) |
---|---|
やわらかめ | 約130〜140ml |
標準 | 約120ml |
かため | 約100〜110ml |
※無洗米の場合は、水をさらに+5〜10ml多めに加えるのがおすすめです。
炊き上がり量は茶碗1杯分弱が目安
炊き上がったごはんの量は、元のお米の量の約2〜2.3倍になるため、約150g〜175gです。
これは、ごはん茶碗で約1杯弱の量になります。
(ごはん茶碗1杯:約200g)
一食分にぴったりで、冷凍ごはんにする必要もないちょうど良い量です。
お米0.5合(半合)の早見表
項目 | 内容 |
---|---|
生米の重さ | 約75g |
炊飯カップ換算 | 0.5カップ(90ml) |
計量カップ換算 | 0.45カップ(90ml) |
水の量(標準) | 約120ml |
炊き上がり量 | 約150g〜175g(茶碗1杯弱) |
お米0.5合はどんなときに便利?
お米0.5合を炊いたごはんは、お茶碗一杯分で余りが出ない食べ切りサイズなので、次のシーンでおすすめです。
おすすめのシーン
- 一人分だけ炊きたいとき
- 離乳食や介護食用に少しだけ必要なとき
- 少量だけ炊き立てごはんを食べたいとき
- ダイエット中で食事量を調整したいとき
また、お米0.5合は、炊飯器・鍋・レンジでお米を炊くことができます。
それぞれの炊き方でふっくらおいしいごはんを炊く方法も解説します。
【炊飯器】0.5合(半合)をおいしく炊飯する方法
手軽に炊ける炊飯器での炊飯方法を紹介します。
0.5合に必要な水の量は?
基本の水加減は、0.5合に対して120mlがおすすめです。
ごはんのかたさ | 水の量(ml) |
---|---|
やわらかめ | 約130〜140ml |
標準 | 約120ml |
かため | 約100〜110ml |
お好みの炊き上がりと水加減で微調整してみてください。
炊飯器で0.5合(半量)炊飯するときの注意点
- 洗米後は約60分(最低でも30分)浸水させる
- 水加減は計量カップまたは計量スケールで正確に計測する
- 浸水用の水は20度以下の冷たい水を使う
- 浸水中は冷蔵庫に入れる(難しい場合は、常温で涼しい場所)
- 少量モード、ない場合は通常モードで炊くのがおすすめ
- 芯が残りやすいため早炊きや少量高速モードは使用しない
実際に炊いてみた!【手順と写真つき】
- お米0.5合(約75g)を洗う
- 水を120ml加え、約60分(最低でも30分)冷蔵庫などの涼しい場所で浸水する
- 炊飯器にセットし、通常(白米)モードで炊く
- 炊きあがったらすぐにしゃもじで混ぜる
(炊飯器は蒸らし時間も含めてプログラムされているため)



【鍋】0.5合(半合)おいしく炊飯する方法
炊飯器がないという方には、小鍋や無水調理鍋、土鍋での炊飯もおすすめです。
小鍋や土鍋での炊き方
- お米0.5合(約75g)を洗う
- 水を120ml加え、約60分(最低でも30分)冷蔵庫などの涼しい場所で浸水する
- 鍋に移し、蓋をして中火で加熱する
- 沸騰したら、軽く混ぜて、蓋をして弱火で15分加熱する
- 火を止めて10分蒸らし、しゃもじで混ぜる
ポイントは小さめの鍋を使うことです。
鍋が大きいと水分が飛びすぎて失敗しやすくなります。



無水調理鍋での炊き方
- お米0.5合(約75g)を洗う
- 水を120ml加え、約60分(最低でも30分)冷蔵庫などの涼しい場所で浸水する
- 無水調理鍋に移し、蓋をせずに中火で加熱する
- 沸騰したら、軽く混ぜて、蓋をして弱火で15分加熱する
- 火を止めて10分蒸らし、しゃもじで混ぜる



土鍋ならさらにふっくら美味しく!
土鍋は蓄熱性が高いため、芯までふっくら炊けます。
一人分でもおこげが楽しめるのも嬉しいポイントです。
小さめの一人用土鍋があると重宝します。
【レンジ】0.5合(半合)をおいしく炊く方法
早く簡単に作りたいという方には、レンジでの炊飯もおすすめです。
深めの耐熱容器で0.5合を炊く
- お米0.5合(約75g)を洗う
- 水を140ml加え、約60分(最低でも30分)冷蔵庫などの涼しい場所で浸水する
- 深めの耐熱容器に移し、ラップをふんわりかけて600Wで約7分、その後150wで約5分加熱する
- ラップをしっかりかぶせ直し10分蒸らす



※耐熱容器は、吹きこぼれ防止のため深さがあるものを選びましょう。
※レンジ加熱では、水が蒸発しごはんが固くなるのを防ぐため、基本の水の量(120ml)より少し多めの水140mlにします。
専用レンジ炊飯容器ならもっと手軽!
100均や雑貨店でも手に入る「レンジ炊飯器」は、吹きこぼれにくく、失敗しづらい優れものです。
小さなお子さんの離乳食づくりや、お弁当用のごはん作りにも重宝します。
よくある質問Q&A
Q:炊飯器に0.5合の目盛りがない場合、どうすればいい?
計量カップまたは計量スケールで水120mlを量って入れましょう。
大さじスプーンでも代用できます。
Q:炊飯器によって炊き上がりに差はある?
あります。
特に少量炊きは機種の加熱方式で差が出やすいため、数回試してお好みの炊き加減を調整してみてください。
まとめ
0.5合(半合)でも、ポイントを押さえれば炊飯器、鍋、レンジでもふっくらおいしいごはんが炊けます。
- 水加減は120mlが基本(レンジの場合は140ml)
- 浸水時間60分(最低でも約30分)をしっかりとる
- 蒸らし時間を約10分とる(炊飯器は不要)
自分好みの0.5合(半合)炊きを見つけよう!
少量のごはん炊きを習得すると、生活スタイルに合った炊き方で、今よりお米を炊くのがラクになります。
また、ふっくらおいしいごはんをもっと楽しめます。
ぜひ、コツを押さえて自分好みの炊飯方法を試してみてください。
実際に炊いてみた方、おいしく炊けたよという方はぜひコメントください〜!!
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